建物の安全で合理的な骨組みを考え、提案したり、調べたりするお仕事をしています。一般の方々には、あまりなじみのないお仕事ですが、少しでも何かをお伝えできたら幸いです。
構造設計者の日常
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鋼材の板厚
2009年 07月 08日 (水) 08:24 | 編集
鋼材の板厚は一般的に

6、9、12、16、19、22、25、28、36、40mm の材料が圧延され一般に使用されています。

圧延とは簡単に言うと並行する二本のローラーの間に鉄を通して引き伸ばすことを言います。
圧縮しながら鉄の塊を引き伸ばす過程で塑性変形を起こさせて
鉄を鍛えるのですが、薄い板だと圧延の効果が板のすみずみにいきわたりやすく
厚い板は圧延の効果が行き渡りにくくなります。
一般には板厚40mmがその境目とされており、材料強度も決められています

板材料の強度を考えるとき、たとえばSS400であれば

40mm以下の材料は基準強度F=235N/mm2
40mmを超える材料の場合は基準強度F=215N/mm2とされています。


鉄骨の詳細を設計するときに、よくサイズアップという言葉を耳にします。
仕口部分など考える際に慣例的に梁のフランジ板厚の2サイズアップを仕口のダイヤプレートに
使用して設計するなど、すこし余裕をとって厚めの板を使用したいときに使う言葉ですが、
この1サイズアップするとき、
厚み12mmのプレートから16mmのプレートへワンサイズ上げるのと
25mmから28mmへワンサイズ上げるのでは
16/12 と 28/25 で余裕度が違ってきますので注意が必要です

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